山田言

思いのままに綴ります。はい。

或る芸術家の叙情詩

人は皆、流れも知らず

ただ行きて、空へ登るのみ

そのさまに、一人背を向け

風に消ゆ、それぞれのうた。

 

それぞれのうた、響くひと時

夢にまで見た、雫を一つ

私にぽとり、垂らして給う

他には何も、望まぬ故な…

 

…望まぬ故と言おうとも、

欲は性よ、悲しき性よ。

一つの華のごときには、

咲かずとも好いと言われた身…