山田言

思いのままに綴ります。はい。

輝かしき悪人

私です。

今、蔓延っている悪というのは本当に恐ろしい。

なにせ、そこに正義や名誉などないのだから。

 

世間を揺るがす大悪党と言うのは皆、自らの精確で強固な意志、或いは正義、名誉を持ち、それに基づいて行動している。

下手すればそこら辺のちっぽけな正義感を振りかざすヒーローよりヒーローらしいくらいに。

 

だが、今この世に蔓延っている悪。そこには何の意思もなく、ただ一時の苛烈を求めるという曖昧且つ子供じみた理由で存在している。

実に嘆かわしい。悪とは果たしてそのような物であったろうか。

 

自らの思想の為に行動する、スデに存在していた正義とは違う方向の正義。

悪を定義するならば、恐らくそのようなものではないか。

そうして己を持つ輝かしき悪人が、欲を救う人であるならば、私は輝かしき悪人になりたい。

中途半端は御免である。

それでは。